三好美覚の理科の授業(音の速さ測定)

中学理科1年        

 音について知っていることを聞きました。

すると、雷や花火を見たときの経験から、光が見えて少し時間が経ってから音が聞こえるから

音の方が光よりも伝わる速さが遅いという意見がでました。また、雷は、光ってからすぐに音が

聞こえる時には、近くで鳴ったことだから注意しなければいけないといった意見もでました。

 そこで、音の速さを測定することにしました。

 20m、40m、60m、80m、100mの位置に後ろ向きに立ち、音が聞こえた瞬間に右手を挙げて

音の伝わり方を目で確認しました。

 (手前が20mです。徐々に手が挙がっている様子)

●用意するもの

 陸上競技で使うピストル、100mのメジャー、黒い紙、ストップウォッチ、電卓,ビデオカメラ

●方法

(1)校庭で直線100mをメジャーで測り、20mごとに印をつけておきます。

(2)0mの地点で、ピストルをならします。

  100mの地点で、ピストルから煙がでるのが見えた瞬間にストップウォッチをスタートし、音が聞こえたら止めます。

  これで、0mの地点から100mのB地点まで音が伝わるの時間が測定できます。

(3)距離をその時間で割れば、音の速さになります。

●測定結果

  距離:100m    時間:0.31秒

    距離÷時間=100÷0.31=322.6m/秒

     使用している東京書籍の教科書『新しい科学1分野上』によると、音の速さは約340m/秒です。